どうも、りんころです。
旅好きな方や子連れトラベラーにとっては周知かもしれませんが、子連れ旅行で飛行機に乗るとき、気にするのが、耳抜きだと思います。
大人でもあの耳が詰まったような不快感、痛くなったり聞こえにくくなったり。。。
長女ひーこは中耳炎によくなる子だったこと、また鼻炎もちでもあったので、初飛行機に乗る際も風邪や中耳炎にはなってはならぬ!と、旅行直前も耳鼻科に通い体調を整えていました。
その時に、耳鼻科の先生から直接聞いたあれこれについて記載したいと思います。
あの不快症状は航空性中耳炎というもの
飛行機に乗った際耳が詰まったり痛くなるあの症状は「航空性中耳炎」という急性中耳炎の一種で名前ついているのです。
中耳(鼓膜の内側)には少量の空気が入っており、耳管と呼ばれる管で咽頭部とつながっています。通常、この耳管は閉じていますが、開閉を繰り返して空気が通ることによって外部の気圧と中耳の気圧を一定に保ちます。
しかし、飛行機などの離着陸時の急激な気圧変化によって耳管が閉じたままになり、鼓膜の内側と外側で圧力の差が生じて起こります。
にしはら耳鼻咽喉科のHPより(とっても丁寧に解説されています)
かかりつけの耳鼻科医いわく、子供の場合、鼻から耳管までの距離が大人より短く、中耳炎になりやすい状況にあるそう。
また、風邪やアレルギー性鼻炎などで鼻の粘膜が腫れると耳管が開閉じたままになり中耳炎にもなりやすくなるらしく、治療をしてから臨むのが何より大事なようです。
耳抜きのタイミングはいつから?
皆さんも知ってるバルサルバ法(息を軽く吸い、鼻をつまんで、口を閉じて吸い込んだ息を耳の方へ送り込むようにすること)は大人も周知です。気圧の変化で耳が変になってきたらやりますよね。
子供の場合、タイミングが難しいから教えてもらうと飛行機が離陸する直前のゴーッ!と加速する時から飴やラムネなどを舐め始めるのが重要だそう。
絶えず口の中が唾液が出て飲み込める状態にしておくことが重要で、高度があがる時にもその状態をキープすること。離陸と着陸の際両方してください、とのこと。
飴やラムネが食べられない乳幼児の場合
飴やラムネが食べられない乳幼児の場合は紙パックジュースなど、飲み物を飲むのが一番らしいのですが、なんせ紙パックの飲料って子供もすぐに飲み切ってしまいます。
1.授乳中の場合は、授乳をする。
2.ジュースやミルクを哺乳瓶で飲ませる
上記の方法が経験上よいのかも。哺乳瓶の場合は、哺乳瓶の乳首をあえて月例の低い乳首に変えておくことも忘れずに。月齢の低い乳首にすると、飲み物が出てくる穴も小さいですし、飲むのに時間がかかるのですぐに飲み切ってしまうことはありません。
これまで1歳半から上記の方法でひー10回ほど飛行機に搭乗していますが、ひーこが耳を痛がることは全くなく、快適に楽しく飛行機に乗れています。
知っているわ!という内容ですが、詳しいタイミングなどはそこまで知られていないのじゃないかなと思い、あえて記事にしてみました。
子連れの場合いろんなことに気を遣いながらの搭乗になりますが、備えをしたらもうあとは楽しむのみ!快適で楽しい飛行となりますように♪